試合で勝てる人と、なかなか勝てない人の違い。
実は技術より「点数による攻めと守りの切り替え」が大きい。
スクールでは集団授業になるため、
ほとんどがワンポイント形式やショートゲーム。
じっくり腰を据えた試合経験が得られないので、
どうしても“同じテンションでずっとプレーする癖”がつきやすい。
だが、実際の試合ではまったく違う。
点数状況によって、やるべきことが大きく変わる。
ここを知っているかどうかで、勝率は劇的に変わる。
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■ フォーティーラブの時は「攻め一択」
相手から見れば崖っぷち。
こちらには大きな余裕がある。
だからこそ、守りに入ってはいけない。
・サーバー側なら、ストレートは捨てて100%ポーチでもいい
・リターン側なら、思い切ったストレートアタックでもOK
なぜなら、一点失ってもフォーティーフィフティー。
二点失ってもフォーティーサーティー。
まだ優位に立っている。
ここでリスクを取らないのはもったいない。
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■ サーティーラブで負けている側は「守りの最優先」
こちらが0点のまま、相手が先に30を取った状況。
これはかなり危険。
必要なのは“丁寧に1点を返すこと”。
・コースを狙いすぎない
・苦しい時ほどセンターを使う
・相手の攻めを誘うボールは封印
無理に形勢をひっくり返そうとすると、
かえって流れを悪くする。
まず1点返し、流れを止める。
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■ スコア6ゲーム先取で「2−4で負けている」場面
この状況は精神的にはかなりしんどい。
だが、ここで焦ると試合が崩壊する。
必要なのは“ミスを減らし、流れを止めること”。
・深いストロークで相手に余裕を与えない
・ボレーは無理に叩かずキープ重視
・相手ペアの弱点側にボールを集める
1ゲーム返すだけで空気は変わる。
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■ 「5−3」から「5−4」に追い上げられている時
これは非常に危険な局面。
流れが完全に相手に傾きかけている。
ここでの判断が勝敗を分ける。
多くの人は「5−5でもいいか」と思ってしまうが、
その油断が一番危ない。
・リスクは最小
・相手の強打を誘わない
・自分たちの“得点パターンだけ”に絞る
5−3から5−4になった瞬間こそ勝負どころ。
ここを取れば、相手の勢いは一気に止まる。
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■ まとめ
スクールでは点数による戦い方は一切習わない。
だからこそ、ここを知っているだけで一歩抜け出せる。
テニスは「点数ゲーム」。
同じ技術でも、点数に合わせて攻めと守りを切り替えるだけで
勝率は見違えるほど変わる。
あなたのテニスを“試合に勝てるテニス”に変えたいなら、
今日からこの考え方を取り入れてほしい。




